アメリカではソシアルダンスがとてもポピュラーなので、ダンスを踊る機会によく出会います。会社や友達のパーティー、結婚式、街のレストランやダンスクラブ、夏には沢山の屋外のイベント、ダンスパーティー。
アメリカで踊られているソシアルダンスの種類は沢山。主なものだけでもボールルームダンス、アルゼンチンタンゴ、サルサ、メレンゲ、スゥイング、ハッスル等々。そんなにあったら習うのが大変と思うかもしれませんが、すべての基本は共通で、“男性のリードと女性のフォローで踊る”という踊り方なのです。違いはそれぞれの音楽と表現の仕方。なのでどれか一つの踊りでこのリードとフォローの関係をマスターすれば、あとは簡単！どんなダンスでもそれなりに踊ることが出来るようになるのです。
＊＊ダンスの種類＊＊
ボールルームダンスはヨーロッパとアメリカで生まれた踊りです。スタンダード種目のワルツ、フォックストロット、クイックステップ、タンゴ、ウイナーワルツ、ラテン種目のルンバ、サンバ、チャチャチャ、パソドブレ、ジャイブの踊りがあります。踊り方の違う２つのスタイル、日本を含めた世界中で共通に踊られ競技ダンスで有名なインターナショナルスタイルと、アメリカで最もポピュラーなラフで派手なアメリカンスタイルがあります。その他パーティーダンスとして、ジルバ、ブルース、マンボ。
アルゼンチンタンゴは南米アルゼンチンで生まれた踊りです。日本を含む世界中で踊られていて、2009年ユネスコの無形文化財に認定されました。NYは本国アルゼンチンに次いで２番目にタンゴが盛んです。バンドネオンというアコーディオンに似た楽器の音楽が特徴的で、タンゴ、ワルツ、ミロンガの踊りがあります。また時代によって踊り方の違うスタイルがあり、少し離れて踊るサロンスタイル、男女がもたれかかって踊るミロンゲーロスタイル、テクノやエレクトリック音楽で踊るヌエボスタイル、ショーで踊られるアクロバティックなファンタジアなどがあります。
スゥイングはアメリカ発祥の一番ポピュラーな踊り。地域と時代ごとに違うスタイルがあるのでとても沢山の種類があります。NYでよく踊られるのはイーストコーストスゥイング、リンディーホップ、ハッスル、西海岸発のウエストコーストスゥイングと、 タンゴヌエボとの組み合わせようなブルース。その他にもロックンロール、カントリー、バルボア、シャグなどなど。
サルサは中南米発祥のラテンダンスで、世界中で踊られている踊り。プエルトリコ、コロンビア、LA、NYなど発祥地によって少し踊り方がちがいます。NYでよく踊られるのはNYスタイルとキューバンスタイル。
その他ラテンダンスでNYでよく踊られるのが、ドミニカのメレンゲ、コロンビアのバチャータ、キューバのチャチャチャ。
レッスンをはじめて数ヶ月後には音楽に合わせ、誰でもパーティーで楽しく踊れるようになりますよ！
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